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CASE STUDIES 導入事例

メールリレーサービス トランザクションメール EC

株式会社ネットショップ支援室

APIによる送信ログ取得のおかげで、送信リストのクリーニングがスムーズに!

株式会社ネットショップ支援室
取材日:2020年10月15日・オンライン

導入前の課題

  • 人手が不足しており、メールサーバの管理まで手が回らなかった。
  • お客さまから「メールが届かない」という苦情に対し、原因調査が難しかった。
  • 信頼できるサービスを利用したかった。

導入後の効果

  • メールサーバの運用管理を任せられるようになった。
  • 自社でメールサーバを運用せずとも、メール不達の詳細な原因がわかる送信ログが取得できるようになった。
  • APIを利用し送信ログを取得することで、各お客さまへの送信レポートの提供とリストクリーニングの依頼が簡単になった。。
  • 信頼できる十分なサポートを得られるようになった。

customer's voice

ユーザからの「メールが届かない!」の声。
メールサーバの管理まで手が回らず、調査方法もわからなかった。

株式会社ネットショップ支援室
取締役COO
山本 皓一朗 氏

ネットショップ支援室さまの事業内容について教えてください。

山本氏

小売業向けと法人間取引向けのECシステムの開発、販売をしています。
当社の前身は、福井県にあるグループ企業の一部門からでした。当時その会社では、化粧品の企画、製造から、自社開発したECサイトでの販売までを行っていました。その中のECシステム開発部門が独立したのが当社の始まりです。

「プロフェッショナルであろう」とする姿勢がグループ全体の企業文化として根付いており、ECシステムについても当初から優秀なエンジニアによる自社開発にこだわっていました。開発したECサイトを自社で実際に利用する中で、運営や管理、リピート通販などのノウハウが蓄積されたため、これらを活かした製品を作って外部にも提供するということになり、当社の事業が始まるきっかけとなりました。
現在注力している製品は、ECサイトやバックヤードの受注管理システム「アシスト店長」や、リピート通販に強いカートシステム「楽楽リピート」、卸取引の受発注が行えるクラウドサービス「楽楽B2B」の3つとなります。

当社のお客さまは利用継続率が高く、一度お使いいただくと長期契約になることが多いです。サービスの導入後は、お客さまの事業の段階に応じて適切な運用方法をアドバイスするなど、お客さまと伴走するスタイルを取っています。そういったサポートの手厚さと、システムの利便性や安定性を評価するお声をよくいただき、現在では約500サイトで当社のシステムが稼働しています。

ご出席者の役割について教えてください。

山本氏

営業・マーケティングの統括を担当しており、事業全体の設計・実行をしております。

芳野氏

サーバの管理、保守を主に担当しています。それ以外に、「アシスト店長」や「楽楽リピート」のプログラム回りを見ることもあります。

ベアメールはどのサービスで利用されていますか?

芳野氏

2015年にリリースした「楽楽リピート」や「アシスト店長」などに搭載しているメール送信の機能全般で利用しています。購入したお客さまへのサンクスメールや商品発送、入金確認の連絡といった確実に届ける必要があるメールの配信に加え、メルマガ、ステップメールといった機能でも使っています。
サービスリリース当時はベアメールの前身のサービスを利用していました。当時は3万通程度の送信通数でしたが、現在ではベアメールを利用し90万通程度を配信しています。

株式会社ネットショップ支援室
システム事業部 副部長
芳野 大祐 氏

ベアメールを導入したきっかけを教えてください。

芳野氏

「楽楽リピート」の前身のサービスはEC-CUBEをベースに開発しており、お客さまごとにレンタルサーバを使って運用していました。当時はメール回りもレンタルサーバのメール機能を使用していましたが、その後「楽楽リピート」をASPサービスとして提供することになり、メールを送信する仕組みを独自に用意する必要が出てきました。

そこでSendmailやPostfixを利用して、メールサーバを自社で構築しての運用を試みましたが、迷惑メール対策が厳しくなってきていた影響もあり、お客さまから「送信したメールが届かない」といったお声をいただくことがよくありました。届かない原因を調べて解決しようにも人手が足りず、配信ログも追いきれないため、調査方法もわからないような状況でした。

そこで、こうした課題が解決でき、かつ、信頼して運用を任せられるサービスを利用したいと考え、ベアメールの前身のメール配信サービスを導入しました。

customer's voice

APIを使って、送信エラーとなったメールアドレスを抽出!
ユーザへのリストクリーニングの依頼がスムーズに。

ベアメールを導入して、どのような効果がありましたか?

芳野氏

送信ログが管理画面から容易に取得できるようになりました。
ベアメールの前身サービスでは、管理画面からCSVで送信ログを取得する際、ファイルが重く、ダウンロードができないこともあり、サポートに連絡をして代わりに取得してもらうことがありました。現在はそのようなこともなく、送信ログがAPIで取得できるので助かっています。このAPIができたことで、ドメインごとに送信エラーになったメールアドレスが抽出できるようになりました。

当社では毎朝送信ログを取得して、エラーになったメールアドレスをリスト化し、お客さま宛に送信するといった取り組みを自動化して行っています。お客さまにはそのリストをもとに配信不能なアドレスを削除する「クリーニング」をお願いしています。
また、お客さまごとに、月間送信サマリ毎月の月初に提出していますが、それにもこのAPIを活用しています。
サポートにも不満はなく、十分満足しています。

ベアメールの機能で、とくにおすすめしたいポイントを教えてください。

芳野氏

やはり一番は送信ログです。「送信先のメールアドレスが存在していない」などのエラー理由が詳細にわかるという点が大きいですね。

customer's voice

これから事業規模も拡大していく予定。
幅広いニーズに応えられるシステムや会社としっかり連携していくことが重要。

今後、ベアメールに追加してほしい機能はありますか?

芳野氏

APIで送信ログを取得する際、リトライした分を抜いた送信通数が確認できるとより便利だと思います。

ネットショップ支援室さまの今後の取り組みについて教えてください。

芳野氏

今後の展望として、当社の主力事業である「アシスト店長」「楽楽リピート」「楽楽B2B」「楽楽BBC」の4つの中でも、とくに企業間取引用の「楽楽B2B」が主軸になると考えています。
その基盤として、システム構成によっては「リンク ベアメタルクラウド」を使ってみようと考えています。

山本氏

今後、小売用のECから、企業間取引である卸まで事業を拡大していくとなると、お客さまごとの事業規模や対応するエンドユーザの数、受注件数なども異なってきますし、要望も多岐に渡ります。
幅広いニーズに応えるためのバックグラウンドとして、安定したシステムはますます大事になりますので、信頼性の高い会社としっかりとパートナーシップを結んでいきたいです。

株式会社ネットショップ支援室ロゴ
企業名
株式会社ネットショップ支援室
代表者
代表取締役:泉 成人
設立
2013年11月
本社所在地
東京都新宿区四谷本塩町11-9 MYK四ツ谷
事業内容
システム開発・ネットショップ制作・ソフト販売
URL
https://netshop-pro.jp/